yuka-S’s blog

19歳.沖縄の石垣島出身。慶應SFC 1年です。

沖縄の大人たちに言いたいこと

〜沖縄の離島で18年間育った私が思うこと〜

 

 沖縄に住む大人たちに聞いてほしいことがあります。最近、昔からの友人と話をしたことがきっかけでブログを書こうと思いました。

 

 私は、今年の3月(高校3年生)まで沖縄の石垣島に住んでいました。石垣島は、沖縄本島から飛行機で1時間の場所にあります。人口約5万人の島です。高校は3つあります。島といっても、生活に必要なものは全て揃っているし特に不自由なことはありませんでした。

 

 海や自然も豊かで、芸能人やYouTuber、アーティスト、プロのスポーツ選手なども数多く訪れるほどリゾート地としても人気です。県外から別荘を買って移り住む人もたくさんいます。

 

時間がゆっくり流れ、空気はものすごく綺麗で夜は日本で1番と言われるほど星空を見ることができ、本当に癒されます。

 

 

私にとって、すごくすごく大好きな地元です。

 

 

だけど、私はずっとこの島で違和感を抱きながら過ごしていました。

 

スポーツや音楽、芸能はとても盛んで地域の人たちも学校も積極的だけど、それ以外のことに対して無関心であると感じます。

 

それを最も感じたのは高校2年生の時に立ち上げた団体で、街中で地元の問題に対しアンケートを行った際に地元の人たちは「わからない」「難しい」と答え、逆に県外から移り住んできた方がはっきりと意見を言ってきたことです。


また、沖縄本島の高校生には届く情報も離島だから送ってもらえず、そもそも何があるのか知らない状況があります。考える前に、選択肢があることすら知りません。
大学の説明会も離島開催がなく、受験のことを先生たちも分かっていません。全部自分で調べる必要があります。高校生の時にそのことを言うと「ネットで調べればいいのでは」と散々言われました。私自身SNSを全て活用することで、自分の活動だけでなく受験のためにも生かしました。ネットで調べればいくらだって知ることは可能かもしれません。だけど、私たちの環境は検索をかけるためのキーワードにも辿り着けず、たとえ辿り着いてアクションを起こそうとすると、まわりにとめられてしまいます。生徒が掴み取ったチャンスを平気で裏でつぶそうとする先生たちもいます。

 

 

のんびりしすぎていて挑戦する人に否定的だったり、全国的にも貧困率の高い沖縄の中でもさらに現状は悪かったり・・・

 

 

私は、大人たちに言いたいです。
沖縄の、魅力的な部分だけじゃなくて、もっと子どもにちゃんと向き合ってほしいということです。知ってるのに闇を見ないふりしないでほしいです。いじめやリストカット不登校、障害、DV…
何度も友達が泣いてるのを目の前で見て、なんで誰もこの子を助けないんだろう。なんで気づかないの??と苦しくて大人たちに対する怒りでいっぱいで叫びたくなるときがありました。

 

自殺したいと毎晩電話してくる子、先生に暴力を受けた子、障害を持っているからイジメられたり、リストカットしたよって傷跡を見せてくる子。家に食べるものがなくてお店から盗まなきゃいけない子。居場所がなくて、夜中は外で遊ぶ子。

 

ここに書いてあるのはほんの少しです。

 

当時、私はどれだけ精一杯動いても何も変えられなかったし、先生にはむしろ私が悪いことをしているかのように扱われました。ただ悩みを聞くことしかできませんでした。

 

彼らは、どれだけ助けを求めても無視し続けた大人のことを信じていません。

 

音楽関係のフェスや祭りの行事など地域全体で全力を尽くすように、すぐ側で苦しんでる子どもにも全力で向き合ってほしいです。

 

 

キレイで、楽しい沖縄だけじゃなくて、もっとちゃんと内側を見てほしい。どれだけ沖縄の海が美しくても、そこに住む子どもの心や体は、対象的に荒んで助けを求めてることに気がついてほしい。

 

 

極端なことを言うと、県の予算を使って観光PRなんかしなくていいと思います。沖縄の美しさはもうみんな分かっているのだから地元の、住んでる人たちに目を向けてほしいです。

 

 

この内容を読んで、何言ってるの?私は沖縄に住んでるけどそんなの聞いたことないよって思う人は、あなたが「キレイな沖縄」しか知らなくてそういうのとは無縁の世界で生きているからだと思います。ニュースで報道されてる数々の沖縄の問題は闇が深くて多くの要因が絡み、複雑化しているのだと感じます。だから、表面的には見えないし解決するには長期的に考えなければ永遠に終わらないと思っています。

 

 

私自身、辛かったことや友達を助けられなかったからこそ知らないふりして生きる大人になりたくないと思うし、この現状を変えていける人になりたいです。私は、自分なりの方法でできることを探していこうと考えています。

 

 沖縄の教育関係者や大人が、目を背けずに本気で子どもに向き合ってくれる未来があるといいなと思います。

 

 

読んでくださった方ありがとうございます!

 

 

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